せどりを行っていく上で課題になるのが、商品リサーチや売上、発送手続き、
顧客対応などの一連の業務をどう効率化するかではないでしょうか?
手作業による管理から脱却して、せどり向けのシステム・ツールを導入することで、業務の改善をはかりたいという方は多いはずです。
本記事では、失敗しないアプリ選びの方法や無料・有料で使えるアプリを紹介します。
また、アプリを導入する具体的なメリットやデメリット、注意点も解説しているので、
アプリの導入に悩む方の不安を解消するのにおすすめです。
失敗しないせどりアプリ・ツールの選び方3選
せどり用のアプリを導入する際には、まずは無料で始められ、
仕入れや売上管理が容易、連携アプリが豊富なものを選ぶのがおすすめです。
リスクを最小限にして、何よりも自分が使いやすい感じるせどりのアプリを選びましょう。
無料で使えるものツールから選ぶべき
せどり用のアプリの中には、無料で使えるものも数多くあります。
機能の物足りなさや使いにくさ、大規模な取引に対応できないことがある点がネックですが、
これからせどりの事業を大きくしていこうと考えている方が始めるのにおすすめです。
無料で使えるサービスを有効活用することで、せどりで利益が出ない状態が続いても、
アプリの利用にかかる利用料金が負担になることはありません。
ただし、有料アプリでも、無料で使える期間が設けられているものもあります。
無料でアプリを使ってみて、機能に物足りなさを感じるなら、
有料アプリの中で無料期間があるものをお試しで使ってみることもおすすめです。
Amazonのアカウント停止の予防・凍結の解除サポートが魅力のSellerSketは、
せどりでリスクになりえる凍結のリスクからアカウントを保護してくれます。
20日間の無料お試し期間もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
仕入れ・売上管理がしやすいかで選ぶ
せどりのアプリ選びをするなら、仕入れ・売上管理のしやすさで選びましょう。
せどりの業務において、正確な在庫数や売上の把握は、商品の入荷や仕入れる商品をリサーチをする上で極めて重要です。
リアルタイムに正確な在庫数や売上をアプリで確認できれば、必要なタイミングで仕入れの見直しを実行し、商品を入荷できます。
よく利用するショップと連携できるアプリを選ぶ
せどりのアプリによって、対応している、もしくは相性のいいショップは異なります。
Amazonやヤフオク、メルカリ、楽天市場など、自分がせどりによく使うショップやプラットフォームとの相性がどうかを確認して、アプリを選ぶようにしましょう。
よく使うサービスと相性のいいアプリ・ツール選びが大前提で、その上で機能面で自分のニーズを満たせるものを選ぶのがおすすめです。
無料で使えるせどりアプリ・ツールのおすすめ7選
無料で使えるせどりのアプリは種類が豊富で、どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?この章では、さまざまな基準でアプリを7個を選出しました。
「どの業務を効率化できるアプリなのか」
という視点でツールを選んでみてください。
1.公式の出品管理アプリ!Amazon Seller
出典:Amzon.co.jp:Amazon出品サービス初心者ガイド
- 注文・在庫管理
- 出品制限の有無を確認
- お客様からのメールを即通知
Amazon Sellerは、Amazon公式が出している出品者向けの無料アプリ。
Amazonで行われた取引の売上の日次報告や在庫・出品管理を自動更新してくれる点が魅力です。
Amazonには出品制限があり、出品前に逐一チェックしなければいけない点がネックでしたが、Amazon Sellerを活用すれば、商品リサーチの際に出品の可否を表示してくれます。
また、仕入れたい商品を実店舗で見つけた際には、商品全体のカメラをかざすだけで類似商品を表示してくれる便利な機能も。
Amazonでせどりをするなら、入れておいて間違いないアプリでしょう。
参考:
2.商品の価格・売上をチェック!Amacode
- 30万人以上のAmazonセラーが利用
- バーコードリーダー機能で商品情報をラクラク読み取り
- アラート機能を設定し、ベストなタイミングで仕入れできる
Amacodeは、30万人以上のAmazonセラーが利用するせどりアプリです。
JANコードやISBNコードなどを読み取れる機能があり、即座に商品価格・損益分岐点がわかります。
また、設定した条件でフィルターをかけてアラートを通知できます。具体的には、以下のようなフィルターを活用できます。
- ランキング:特定のランキング範囲内に入った商品をお知らせ
- 粗利益:設定した金額よりも粗利益が大きくなった場合にお知らせ
- 在庫:在庫切れになったらお知らせ
- レビュー数・出品数:特定のレビュー数と出品数に到達したらお知らせ
このように、フィルターをかけることで、自分が仕入れたい商品をベストなタイミングで仕入れられる可能性が高い点が特徴です。
参考:
3.価格変動をチェックできる!Keepa
- Googleの拡張機能で手軽に使える
- 設定した希望金額に達するとアラートでお知らせ
- 何百万もの商品の価格履歴をグラフで追える
Keepaは、Google Chromeの拡張機能で使える価格チェックツールです。
何百万にも及ぶ商品価格の履歴を追跡して、設定した金額に達成するとアラートを知らせてくれます。
せどりで売りたい商品をお得なタイミングで仕入れるのに役立つアプリです。
参考:
4.業務効率化・粗利計算に便利!せどロイド
- バーコードリーダーの機能が充実している
- 商品登録や売上管理表など、仕入れ・在庫管理の機能がある
- 粗利計算の機能がついている
せどロイドは、Android専用のせどり業務の効率化・管理アプリです。
iOS版には、せどりストという姉妹アプリがあります。
JANコードの手入力だけでなく、バーコード読み取り機能があるので、店舗せどりで手入力が手間な方にとっては魅力的です。
参考:
5.店舗仕入れには欠かせない!ロケスマ
出典:ロケスマ公式ホームページ
- 店舗せどり向けの検索機能が豊富
- Googleマップとの連携で効率的な店舗リサーチが可能!
- お店のアイコンをタップすると店舗情報がわかる
ロケスマは、店舗せどりで仕入れる店舗を検索できるアプリです。
カテゴリー別に検索できるので、せどりで仕入れる商品ごとにぴったりなお店をリサーチできます。
ロケスマで仕入れ先の候補を決めたら、Googleマップで仕入れ先を周るための最短ルートを決定。
最短最速で商品を仕入れて、他のセラーとの差をつけてはいかがでしょうか?
参考:
6.Amazon凍結を予防!ワカルンダ
【特徴】
- Amazonで凍結リスクの高い商品を検知できる
- せどりアプリSellerSketの独自拡張機能の一つ
- 利益計算から商品登録までを総合サポート
ワカルンダは、せどりアプリSellerSketの拡張機能の一つです。
危険キーワードや危険ブランドなど、過去にAmazonでアカウント凍結につながったり、
異議申し立てがあったりした商品を検知して、商品ごとの仕入れ危険度を表示してくれます。
利益の自動計算や商品登録などの総合サポートをしてくれる点も魅力です。
参考:
7.シンプル利益計算
- PayPayフリマ、ラクマ、メルカリ、Amazonの利益計算を支援する
- 必要情報を入力することで、手軽に損益計算ができる
- バックアップ機能があるので、機種変更してもそのまま利用可能
シンプル利益計算は、仕入れた商品を出品するべきかどうか判断する際に大切な想定利益の計算に活用できるアプリです。
また、実際の取引で発生した利益も計算できます。
ちなみに、バックアップ機能があるので、機種変更してもすぐに移行可能です。
参考:
多機能なのが魅力!おすすめの有料せどりアプリ3選
せどりのアプリには使用するのに料金がかかりますが、多機能なものも数多くあります。
無料アプリにはない有料アプリの魅力を再確認して、自分が使うべきアプリを選びましょう。
1.SellerSket
【料金体系】
- スタンダードコース・・・2,480円/月(価格改定オプション+500円)
- プレミアコース・・・4,980円/月(価格改定オプション+500円)
- アカウント停止予防サービスで凍結リスクをへらす
- アカウントが凍結された場合には復活サービスもある
- 追加オプションで自動価格調整・リサーチツール「ワカルンダ」
SellerSketは、Amazonアカウントの凍結防止やアカウント復帰サポート
商品リサーチ・管理などを一括して行える機能性とサポートが魅力的なサービスです。
追加オプションを利用すれば、在庫価格の自動調節できるツールやリサーチツール「ワカルンダ」なども活用できる点が特徴だといえます。
2.せどりすとプレミアム
- 追加可能な拡張ボタンで商品情報を即座に入手できる
- 詳細なアラート設定で仕入れのタイミングを見逃さない
- 革新的な技術で読み取りやすいバーコードリーダー
せどりすとプレミアムは、詳細なアラート機能や拡張ボタンによって、仕入れリサーチの利便性が高く、ベストなタイミングで仕入れられる点が魅力のせどりアプリです。
革新的な技術が導入されており、せどりすとプレミアムのアプリを開いていれば、バーコードリーダーとしてJANコードを読み込めます。
3.クロスマ
- 14,800円/月
- Yahoo!やAmazonと連携できてユーザー数は1,000人以上
- 1クリックで商品情報をもとに簡単に商品ページ作成できる
- 出荷依頼やメール送付などを自動化
Crossmaは、複数のフリマアプリで在庫・受注・商品・売上情報を一括管理できます。
1クリックで商品ページを作成でき、出荷依頼やお客様へのメール送付なども可能です。
出荷依頼やメール送付などのバックヤードの対応も自動化できる機能も魅力ですね。
せどりアプリ・ツールを活用する3つのメリット
せどりアプリ・ツールを活用するメリットは、システム上でリサーチを効率化できる点です。
店頭せどりにも役立つリサーチアプリもある点も魅力だといえます。
利益の出る商品を素早くリサーチできる
せどりアプリを活用するメリットは、利益率の高い商品を素早くリサーチでき、せどりで得られる利益率のアップにつなげてくれる点です。
アプリ・ツールの中には、過去の売上から利益率の推移を分析して、より利益がでやすい商品を見つける機能を備えているものもあります。
システムを有効活用して利益率を伸ばしていくなら、せどりのアプリ・ツールを有効活用して、売れる商品・儲かりやすい商品を見つけてみましょう。
売上や発送管理などの業務を効率化する
せどりアプリ・ツールには、商品のリサーチだけでなく、売上や発送管理の業務までをシステム上で一括管理できるものもあります。
せどりの業務全体を効率化でき、余った時間でリサーチや利益率高いせどりビジネスの仕組み作りに時間を割ける点がメリットです。
店頭せどりもできる
店頭せどり向けのバーコードリーダーや店舗情報の検索ツール機能も活用すれば、実店舗で安い商品を仕入れようと考えている方の労力を大幅に削減できます。
電脳せどりだけでなく、店舗せどりも行っている方にとってもメリットが大きいでしょう。
せどりアプリ・ツールを使う際のデメリット
せどりアプリ・ツールを活用する際のデメリットは、有料アプリを使うコストだけでなく、店舗せどりやバーコードリーダーを使えないという注意点もあります。
有料プランの利用コストが負担になることも
せどりアプリ・ツールには無料のものと有料のものがあり、
取引の規模に合わせて必要になる機能を充実させるためには、有料のアプリを使いたいケースもあるでしょう。
せどりの売上は不安定な時期もあり、ツールの利用料金が固定費になる点には注意です。
バーコードがない商品には使えない機能も
せどりのバーコードリーダー機能を有効活用するためには、バーコードがあることが必須条件です。
そのため、バーコードがない商品の仕入れには対応できないことも。
ただし、商品をカメラで撮影することで、類似商品を提示してくれるアプリ・ツールもあり、
自分が行う商品リサーチに活用しやすいアプリ・ツール選びが重要になってきます。
店舗せどりを禁止している店舗もある
せどりの店舗せどり向けのバーコードリーダーを使うのはいいですが、
せどり目的の商品の購入を禁止しているお店、店内であからさまにバーコードリーダーを使ってせどりのリサーチを行うことを禁止しているお店もあります。
店舗せどりを行う際は、まず仕入れができるお店かどうか確認しましょう。
せどりアプリ・ツールをうまく活用するコツ
せどりのアプリ・ツールを有効活用するコツは、利益の出る商品をリサーチし、長期的な計画を立てて、リピーターを生み出すせどりの仕組みを実行することです。
せどりビジネスを成功に導くためにも、以下で紹介するコツを実行してみましょう。
将来的に利益が見込める商品を仕入れる
せどりのアプリ・ツールを利用する際は、利益を見込める商品をリサーチしましょう。短期的に利益を見込める商品に加え、
中長期的に利益が見込める商品をデータをもとにリサーチし、安定的に仕入れることが、せどりビジネスの安定的な成功につながります。
顧客がリピートしやすい仕組みを考える
せどりアプリ・ツールを活用して出品する際は、消費者目線で満足度の高い商品やアフターサービスを提供できる仕組みを考えましょう。
商品の発送やお客様へのメール対応など、アプリやツールで自動化すれば、
規模が大きくなっても満足度の高い仕組みを維持できる可能性が高いです。
長期的な計画を立てて運営する
せどりのアプリ・ツールのビジネスは、中長期的な視点で運営することが重要です。
せどりで安定的な収入を得るためには、長期計画に基づいたビジネスプランを考え、
せどりの仕組みやアプリ・ツールの活用の有無など、ビジネスの成長段階に沿って、
せどりの仕組みを柔軟に考え直す必要がある点をおさえておきましょう。
せどりの効率化・アカウント停止対策を施せるSellerSket
せどりの業務の効率化には、アカウント凍結対策、凍結後のアカウント復帰サポートも利用できるツール「SellerSket」がおすすめです。
この章では、SellerSketの他のツールにはない魅力について紹介します。
アカウント停止のリスクがある商品を検知
SellerSketは、Amazon上でアカウント停止リスクのある商品を自動的に検知し、危険度をランクづけして表示してくれます。
利益率が高い商品でも、出品してアカウントが凍結されてしまったら、少なくともしばらくの間はせどりのビジネスを継続できません。
しかし、SellerSketを導入すれば、凍結リスクの少ない商品を仕入れることができ、凍結された場合には、アカウント復帰を総合サポートしてくれます。
Amazonを活用したせどりを安全に行うなら、導入しておいて損はないツールです。
在庫の価格調整を自動化してくれる
SellerSketの追加オプション(月額+500円)を利用すれば、相場価格を考慮しながら、Amazonで出品している在庫の値段を5分感覚で自動調整してくれます。
24時間365日稼働するシステムで、出品や納品、お客様へのメールも自動化できる点が魅力です。
仕入れツール「ワカルンダ」でリサーチを効率化
SellerSketの仕入れツール「ワカルンダ」は、アカウント凍結リスクのある商品の検知をし、利益の自動計算や商品の売り切り確率を計算し、出品する商品を一括登録できます。
SellerSketの拡張機能なので、SellerSketを導入する方は忘れずに導入しておきたいです。
せどりアプリ・ツールで仕入れ・在庫管理を効率化させよう!
せどりのアプリ・ツールを導入することで、せどりの商品リサーチや商品登録、商品管理、発送といったバックヤードの業務を自動化・効率化できます。
ツールには無料で手軽に使えるものや、有料で機能が豊富なものまで幅広い種類があります。
自分がせどりに活用するショップやプラットフォームに対応していて、日常的に使いやすいアプリ・ツール選びをするのがおすすめです。
SellerSketは、業務効率化ツールとして活用できるだけでなく、Amazonアカウントの凍結リスクを回避しやすいので、せどりで安定的に稼ぎたい方におすすめ。
詳しいツールの説明については、公式ホームページを参考にしてみてくださいね。