Keepaの特徴とは？具体的な使い方や5つの機能、導入手順を紹介！

せどりをこれからはじめる方は、せどりで安定的な利益を出すために、せどりツールを導入したいと考えている方も多いでしょう。競合他社の価格や売れ行きを分析できる「Keepa」は、せどりビジネスをはじめる上で、おさえておきたいツールだといえます。

この記事では、Keepaの使い方や機能性、使用上の注意点について紹介。また、実際にツールを利用したユーザーからの評価や導入方法、Keepaと一緒に利用したいせどりツールについても解説しているので、せどりビジネスをはじめたい方は必見です。

Keepaとは？基本的な特徴

「Keepa」とは、Amazonに出品されている商品の売上動向やレビュー数、過去から現在にわたる販売価格などを調査できるリサーチツールです。

Amazon上で売れ筋ランキングをチェックすることで、リサーチ対象の商品がどの程度売れているのか、在庫はどのくらいあるのかをリサーチできます。

また、商品の価格変動を1ヶ月・3ヶ月・1年・全期間といったスパンのグラフで表示してくれるので、せどり商品を販売する際の値付けの参考になるでしょう。使えるリサーチ機能が充実した有料版のほかに、サービスに未登録でも無料で使える無料版もあります。

Amazonで競合他社の販売動向や価格動向を調査するのにおすすめのツールです。

Keepaで使い方｜5つの機能

Keepaで使える主な機能は、価格変動や販売動向のチェック、トラッキング機能による通知機能などです。この章では、それぞれの機能について確認しましょう。

機能1.価格変動グラフの表示機能

Keepaの基本的な機能は、商品の過去・現在の販売価格をチェックできることです。対象商品の発売開始から現時点までの価格動向を、わかりやすくグラフで表示してくれます。

新品・中古商品だけでなく、Amazonのタイムセール期間中の価格なども把握でき、販売時期やセール期間中のプライシング戦略を考える上でのいい判断材料になります。

機能2.トラッキング機能

Keepaは価格変動を表示してくれるだけでなく、「〜円になったら通知する」と事前に設定しておくことで、商品価格が変動した際に通知。この機能は「トラッキング機能」と呼ばれ、効率的な商品の販売価格のリサーチをサポートしてくれます。

また、Amazonの商品在庫が復活した際に、トラッキング機能を設定して高確率で仕入れることも可能。Amazonで仕入れたい商品がある方におすすめの機能です。

ツールを起動しながら競合他社の価格の動向を逐一チェックしたり、複数のツール画面とにらみ合ったりしながら、商品価格を考えなくてもよい点が魅力だといえます。

機能3.商品情報を確認できる機能

Keepaでは、検索した商品のJANコードや商品画像、サイズ、製造元、販売元などの商品情報を確認できます。Keepaの魅力は、Amazonが展開している世界各国のマーケットで出品されている商品情報をまとめて検索できるので、最安の商品を見つけやすい点です。

評価やレビュー数は、有料版のみで利用できる機能となっています。

Amazonでせどり商品を仕入れようと考えている方は、Keepaを活用しながら、最安商品の詳しい情報や価格について確認して、仕入れる商品を検討しましょう。

機能4.出品在庫数を確認できる機能

Keepaの有料版には、出品商品の在庫点数をチェックできる機能もあります。競合他社の売り切れ時期が予想できるので、それに合わせて販売価格を調整することが可能です。

自分の商品が売れるタイミングが掴めるので、在庫不足によって販売機会を損失してしまうケースを避けられるのが魅力だといえます。

機能5.ランキンググラフの表示機能

Keepaの検索画面で、全体や商品のカテゴリーごとのランキングを表示できる機能があります。個別の商品ページに遷移することなく、検索画面を一目見ただけで売上の動向が把握できるので、リサーチにかかる時間や工数を削減できるのが特徴です。

【3つの方法】Keepaの具体的な使い方

Keepaの主な使い方は、適正な価格に調整したり、競合他社の販売動向や在庫数をチェックしたりすることです。この章では、具体的な使い方を見ていきましょう。

価格変動をチェックする

Keepaの最も基本的な機能の一つが、商品の価格変動をチェックする機能です。

全期間・1年間・3ヶ月間・1ヶ月間から、価格変動グラフのスパンを選択できます。色別にAmazon公式や第三者の販売価格など、色別にそれぞれの価格動向を追えます。

商品の販売価格を確認して、自分がAmazonせどりで販売する商品の価格を決めてみましょう。グラフを参考に値付けすれば、市場の相場感に沿った価格をつけられます。

トラッキング機能で価格変更に対応する

価格の変動を知るためには、トラッキング機能を設定しましょう。そうすれば、価格変動があった際に、すぐにツールが価格変動を通知してくれます。

まずはKeepaの管理画面上にある「トラッキング」をクリックします。

商品のタイトルやASIN、商品リンクを貼って、目当ての商品を検索します。

そして、通知して欲しい条件を設定すれば、トラッキング設定は完了です。新品や中古、販売プラットフォームごとに、トラッキングを設定できるのが特徴だといえます。

競合他社の在庫数をチェックする

競合他社の在庫数をチェックできる機能もあります。こちらは有料の機能ですが、ある程度Keepaの扱いに慣れてきて、「競合他社よりもプライシング戦略で一歩リードしたい」と感じたというタイミングで、有料版を契約するべきかどうか考えてみましょう。

Keepaのセキュリティ性はどうか？

Keepaの運営元は「Keepa.com」というドイツの会社です。

アプリのレビュー数は4,700件を超えており、高評価が多く、ユーザー数も300万人をゆうに越えるアプリなので、セキュリティ面での信頼性が高いツールだといえます。

ツールに関してのQ&Aの確認や要望がある方は、公式サイトのQ&Aを確認するか、もしくはEメールアドレスinfo@keepa.com宛にメールを送信してみましょう。

Keepaの使い方を学ぶメリットは？

Keepaを活用するメリットは、売れる商品や売れるタイミング、販売価格をリサーチし、さらにはAmazonで仕入れをする際などにも重宝する点です。

Keepaは、Amazon公式と一般セラーの販売価格の差を表示してくれるので、一般セラーがAmazonで利益を出しやすい商品かどうかを確認できます。

たとえば、Amazon公式の販売価格の最安値と一般セラーの最安値が離れていて、一般セラーが販売している商品の方が明らかに安い商品を販売している場合を想定しましょう。

この場合、圧倒的な集客力をほこるAmazonと価格競争になるリスクがないので、これからAmazonせどりをはじめようと考えている方でも、利益がでやすい商品だといえます。

また、KeepaはAmazonで出品されている商品の在庫状況も把握できるので、Amazonで商品を仕入れたい場合・競合他社の在庫の売り切れ予想をするのに役立ちます。

Keepaを有効活用して、安定して利益がでるAmazonせどりを行ってみましょう。

Keepaの使う上での注意点

Keepaのブラウザ版は、Google ChromeやEdge、Opera、Fireboxの4種類のプラットフォームでしか使えないので、それ以外のプラットフォームを利用している方は、プラットフォームを切り替える、もしくは新たにダウンロードしなければいけません。

また、トラッキング機能を使う際にも注意点があります。トラッキング機能では、送料は指定できないので、別途で送料がかかる商品も通知されてしまうことになります。

たとえば、商品価格が1,000円で送料が無料の商品と1,000円で送料が500円の商品が、「1,000円になった商品」として通知されてしまいます。

Amazon公式が販売する商品なら送料込みの値段でリサーチできますが、セラーが取り扱う新品・中古品の商品をリサーチする際は、上記の仕様がある点も覚えておきましょう。

Keepaの使い方はどう？実際のユーザーのレビュー

Keepaの使い方について確認したところで、今度は実際のユーザーからの声を見てみましょう。どのような意見があるのか知ることで、つまずきやすいポイントがわかります。

レビュー①地道に使い方を学んで行くしかない

出典：https://twitter.com/Markntoyonde/status/1663349317363732480

Keepaはユーザー数が多く、基本的な使い方に関するマニュアルはそろっています。ただし、検索できるアイテム数が多いので、その分、商品の検索の仕方に迷ってしまう方も。

自分なりに商品を検索しやすい方法を探して、効率的なリサーチにつなげてみましょう。

レビュー②慣れない内はバグに対処する時間が多い

出典：https://twitter.com/sedorinyo/status/1652672238846636033

せどりアプリに慣れていない内は、使い方の部分や予期せぬバグに悩まされるケースもあるでしょう。問題が起きる度に、対応しなければいけないのはストレスかもしれません。

日々せどりの業務に挑戦しながら、Keepaの使い方に慣れていきましょう。

レビュー③使いこなすには復習が必要

出典：https://twitter.com/saboten_sedori/status/1638382493211713536

Keepaのツール画面にはたくさんの情報であふれているので、リサーチ手順の効率化・リサーチ手法の確立が欠かせません。自分のスタイルに合わせて、どのような仕入れが必要で、そのためにはKeepa上の情報をどのように活用するべきかをよく考えてみましょう。

Keepaを使うための導入手順

Keepaを使うためには、DL元によって、導入手順が異なります。ここでは、Keepaを使うための導入手順を確認して、Amazonせどりにツールを活用しましょう。

Keepa公式からDLする場合

Keepa公式サイトからDLする場合は、下記の手順を踏みます。

ChromeからDLする場合

Google ChromeからDLする場合は、下記の手順を踏みます。

FireboxからDLする場合

FireboxからDLする場合は、下記の手順を踏みます。

Keepaと組み合わせて使いたい「セラースケット」

Amazonせどりの代表的なリサーチツールKeepaと、組み合わせて使うのがおすすめなツールに「セラースケット」があります。セラースケットは、Amazonアカウントの凍結を予防し、アカウントの復帰をサポートしてくれるサービスです。

今ならKeepaとセラースケットを同時に申し込むことで、おトクな割引を受けられます。詳しいキャンペーン情報は、下記のページをチェックしてみてください。

在庫価格を自動調整してくれる

セラースケットの追加オプション「セラースケット価格改定」を月額500円で導入すれば、競合他社の販売価格をリサーチし、24時間365日体制で自分が出品している商品の値段を、最適な価格に自動調整してくれます。

セラースケットのアプリから手軽に出品でき、発送時に必要な商品ラベル・発送ラベルなども、Amazonのセラーセントラルにログインせずにカンタンに利用可能です。

また、自動でサンクスメールも送信できるので、お客様とのやりとりを自動化して、セラー評価も順調に獲得していきたい方におすすめだといえます。

リサーチ時に利益計算してくれるので便利！

セラースケットの検索ツール「ワカルンダ」を利用すると、商品の仕入れ値と販売価格を入力するだけで、すぐに利益率を計算してくれます。リサーチから商品登録までにかかる作業時間は最短で1分。リサーチの業務を最大限に効率化したい方におすすめです。

アカウント凍結のリスクを予防できる

セラースケットの強みは、ワカルンダのツール使用時に商品ごとの出品リスクをランク別にわかりやすく表示してくれる点です。Amazonで利益をあげることは大切ですが、偽物のブランド品や粗悪品を販売していると、アカウントが凍結されてしまうケースも。

しかし、セラースケットを導入すれば、アカウント凍結リスクの高い商品を避けながらせどりを行えるので、安心してせどりを行えます。また、アカウントが凍結されてしまった場合でも、アカウント復帰までの手続きを総合サポートしてくれる点が特徴です。

Keepaで仕入れる商品の目星をつけたら、セラースケットで危険度の高い商品の仕入れを回避しながら、アカウント凍結のリスクを避けて取引するのが安心です。

Keepaやセラースケットを使用して、Amazonせどりで利益をあげよう！

Keepaは、Amazonせどりを行う上で、競合他社の販売価格や売上の動向、在庫のストック数などをチェックできるリサーチツールです。個人情報を登録せずに、無料で使用でき、より便利な機能がそろっている有料版にもグレードアップができます。

Keepaを正しく使うことで、競合他社の売上や販売価格の動向を知り、自分が仕入れをするタイミングや価格調整すべきタイミングを知れるのがメリットです。

また、Keepaで仕入れのリサーチを行う際には、セラースケットを利用して、アカウント凍結のリスクを避けながら、安全にAmazonせどりを行うのがおすすめです。

Keepaの使い方を確認して、副業としてのAmazonせどりをスタートしましょう。