Amazonのアカウントを使ってせどりをしようと考えている方の中には、下記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
- 「Amazonで複数のアカウントは作成できるの?」
- 「Amazonでアカウントを作成する手順って?」
- 「Amazonでアカウントを作成する際の注意点は?」
Amazonのアカウントは購入用と販売用にわかれており、販売用のアカウントに関しては1人1アカウントしか基本的に作成できない仕組みです。
Amazonのアカウント作成に関する基本的なポイントや疑問や悩みを解消して、Amazonせどりをはじめたいという方は多いでしょう。
この記事を読めば、Amazonの複数アカウントの作成の可否や例外、アカウント作成の基本ポイントや注意点、アカウント作成の手順をAmazonせどりに活かせますよ。
Amazonで複数のアカウントは作成できるの?
「Amazonで複数アカウントを作成することはできるのか?」と疑問に考えている方は少なくありません。ここでは、Amazonにおけるアカウント作成の規定を確認しましょう。
出品アカウントは1つしか作れない
Amazonの出品アカウントは、原則1人1アカウントしか作れません。ただし、ビジネス上の正当な理由があれば、複数アカウントを作成・保持できる例外があります。
アカウントの複数所持に関して、Amazon公式に以下のような見解が示されています。
2つ目のアカウントを開設するビジネス上の正当な理由があり、すべてのアカウントが問題なく運用されている場合を除き、出品地域ごとに維持できるセラーセントラルアカウントは1つのみです。いずれかのアカウント運用に問題がある場合は、すべてのアカウントの問題が処理されるまで、すべての出品用アカウントが停止されることがあります。
出典:Amazon seller central
例外規定には、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 法人を分けて商品・サービスを生産している
- 複数ブランドを経営し、それぞれ独立させている
- 複数アカウントをもつ必要があるプログラムに参加中
このように、ビジネスが完全に別会社として分割されている場合や特別なプログラムに参加している場合などをのぞき、販売アカウントの複数所持はできません。
最悪の場合、販売アカウント全ての凍結もありえるので、上記した例外に当てはまらない場合に関しては、アカウントの複数所持はあきらめざるを得ません。
購入用アカウントなら作れる
その一方で、Amazonの購入用のアカウントなら、何個でも作れます。せどり商品の仕入れに複数アカウントを使いたい方でも、問題なく使えるでしょう。
ただし、メールアドレスやカード情報などの個人情報は、アカウントごとに新しい情報を登録しなければならない場合もあるという注意点もあります。
詳しい注意点に関しては、後ほど解説します。
アカウントは切り替えできる
Amazonアカウントが複数ある場合は、マイページでカンタンに切り替えられます。トップぺージ上の「アカウント&リスト」をクリックし、アカウントサービスの「アカウントの切り替え」を選択、切り替えたいアカウントをクリックすれば手続き完了です。
もし、複数アカウントを追加していない方は、「アカウントの切り替え」をクリックして遷移した先のページで新しいアカウントも追加できます。
アカウントは統合できない
Amazonで複数のアカウントを所有するのは便利ですが、アカウントを作成しすぎて管理が面倒くさくなってしまうケースもあるでしょう。そうした場合に、アカウントをまとめたいと考える方もいますが、現状、アカウントの統合はできません。
不要なアカウントは削除できるので、いらないアカウントを手作業で削除していくのが一般的なアカウントの整理方法です。
アカウントを削除すると、連携していたサービスとの情報共有ができなくなり、余っているポイントは失効してしまうので、削除すべきかもう一度よく考えてみましょう。
Amazonでアカウントを作る際の基本的なポイント
Amazonで複数アカウントの作成できるかどうかについて確認したら、今度はAmazonでアカウントを作成する際に知りたい基本的なポイントについて見ていきましょう。
アカウントは無料で作成できる
Amazonでのアカウント作成は無料で行えます。メールアドレスか電話番号、ログインパスワードなどの個人情報を入力するだけで、数分後にはアカウントを作成できます。
アカウントがないと買い物はできない
せどりの仕入れを行うためにお買い物をするためには、Amazonの購入者アカウントが必要になるので、電話番号かメールアドレスは必ず準備しておくようにしましょう。
クレカ以外の支払い方法も使える
Amazonにはクレカ以外にも下記のような支払い方法があります。
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
- 代引き引き換え
- 分割払い・リボ払い
- ギフト券払い
- ポイント払い
- PayPay払い
- プリペイドカード払い
- Amazon Pay払い
- 携帯決済
出典:Amazon|ヘルプ&カスタマーサービス|お支払い方法
詳しい支払い方法の条件や内容に関しては、Amazonのヘルプ&カスタマーセンターのページ、もしくはカスタマーセンターに問い合わせて確認しましょう。
Amazonでアカウントを作成する際の注意点
Amazonでアカウントを作成する際の注意点は、アカウント登録ごとに異なる個人情報を入れないといけない点やアカウントごとに会員費を支払わなければならない点です。
アカウントごとにメールアドレスや携帯番号が必要
Amazonでアカウントを作る際には、メールアドレスや電話番号を認証用に登録します。アカウントごとに異なるメールアドレス・電話番号を登録しなければならないので、複数アカウントを所有するために、フリーのメールアドレスを複数作成しておきましょう。
クレジットカードは未登録のものを使用する
すでに別のAmazonのアカウントに登録したクレジットカードは、別のアカウントでは登録できない点に注意です。複数枚のクレカ・デビットカードを準備しておきましょう。
アカウントごとにプライム会員費を払う
Amazonで複数のアカウントを作成・所有する際に気をつけたいのは、アカウントごとにプライム会員費(月額500円)を支払わなければならない点です。当日・翌日配送など、スムーズな仕入れを行うのに欠かせないプライム会員ですが、複数アカウントを管理する場合は、プライム会員費が増えていく可能性もあることは覚えておきましょう。
Amazonの複数のアカウントを作る際の手順
Amazonで複数のアカウントを作る際は、以下のような手順をたどります。
- Amazonにログインして設定を開く
- マイページから個人情報を登録する
- アカウントを作成して準備が完了
ここでは、アカウント作成の手順について確認しましょう。
1.Amazonにログインして設定を開く
Amazonにログインしたら、ページの上部かアプリ画面の下部からアカウント設定を開きます。そして、アカウントサービスの項目をクリックします。
2.「アカウントの切り替え」から作成する
「アカウントの切り替え」という項目を見つけたら、新しいアカウントを作成します。
3.個人情報を入力してアカウントの準備が完了
自分の氏名やメールアドレス・電話番号・パスワードを設定すれば、新しい購入者用アカウントの作成手続きが完了するという流れです。
Amazonのアカウントに関してよくある4つの質問
Amazonのアカウントに関してはよくある質問や悩みがあります。多くの人が抱えている疑問や悩みについて知って、Amazonを利用したせどりを成功させましょう。
1.実名じゃなくても登録できるの?
Amazonの登録名は本名である必要がありますが、アカウント名はニックネームでも大丈夫です。本名をアカウント名に設定することもできますが、個人情報の漏えいにつながるリスクもあるので、アカウント名には本名以外の名前を登録するのがおすすめでしょう。
2.アカウントが作成できないのですが?
Amazonのアカウントが作成できない場合には、以下の3つのパターンが考えられます。
- メールアドレスや携帯電話番号の入力ミスによって認証できないパターン
- 認証メールが迷惑メールフォルダに仕分けられて認証できないパターン
- 登録済みのメールアドレスや携帯電話番号を登録してしまったパターン
いずれかのパターンに該当していないかチェックしてみましょう。
3.携帯電話番号がなくても作成できる?
携帯電話番号がなくても、メールアドレスがあればアカウントを作成できます。
4.アカウント設定を変更する方法は?
Amazonのマイページにある「ログインとセキュリティ」のページに移動し、変更したい項目の横にある「編集」ボタンを押すと、登録情報を変更可能です。必要事項を入力したら「変更を保存」を選択し、完了ボタンを押します。
Amazonせどりを成功させるならセラースケット!
Amazonせどりを成功させりるなら、せどりの仕入れや管理、Amazonアカウントの凍結を予防・解除してくれるセラースケットを導入するのがおすすめです。
ここでは、セラースケットをおすすめする3つの理由についてみていきましょう。
商品ごとの仕入れリスクを表示してくれる
セラースケットには、商品をリサーチ時に、商品ごとのアカウントの凍結リスクを下記のようにランクづけして表示する機能があります。
危険度 | 理由 | 開設15ヶ月未満 | 開設15ヶ月以上 |
危険度A | アカウント停止の可能性大 | 出品取り下げ推奨 | 出品取り下げ推奨 |
危険度B | アカウント停止の可能性中 | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 |
危険度C | 請求書通知の可能性あり | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 |
危険度D | 商品ページ削除の可能性あり | 出品自己判断 | 出品許容 |
リスク低 | なし | 出品許容 | 出品許容 |
危険度の高い商品を避けられるので、アカウントの停止・凍結されてしまい、一定期間せどりを行えないといった事態を避けられる点が魅力です。
アカウントの凍結解除を全面サポート
Amazonのアカウントが凍結されてしまった場合でも、セラースケットの運営に「アカウントが凍結された」と報告すれば、アカウント復帰に向けたサポートが受けられます。
具体的には、下記のような流れでサポートを受けます。
- 出品形態やアカウント停止の現状を報告する
- 運営が出力したデータを元に改善文を作成する
- サポートチームが改善文の添削アドバイスをする
- アカウントスペシャリストへ改善文を提出する
- Amazonアカウントが復帰する
Amazonアカウントの復帰率は97.3%を記録しており、もしものアカウント凍結リスクに備えておくなら、セラースケットは魅力的なツールだといえます。
在庫価格を自動調節してくれるオプションもある
セラースケットでは「セラースケット価格改定」(月額500円)という、在庫商品の価格を24時間365日体制で自動調整してくれるオプションも利用可能です。5分間隔で他の商品の料金相場を見ながら、自動的に販売価格を調節してくれます。
また、リサーチや出品を効率化する機能や商品を購入してくれたお客様に対する自動のサンクスメール機能が充実しており、せどり業務を充実させるのにおすすめです。
Amazonでアカウントを作成・管理して、せどりを成功させよう!
Amazonでは、セラーアカウントは原則1個まで、ショッピング用アカウントであれば好きなだけアカウントを作成できます。複数アカウントを作成する際には、登録済みのメールアドレスや電話番号、クレカ情報は登録できないという注意点もあります。
アカウントはマイページから切り替え可能ですが、アカウントの統合は不可能。アカウント数をへらして効率化したい場合は、不要なアカウントを個別に削除しましょう。
ちなみに、Amazonせどりを効率化して、凍結のリスクに対しても対策したいという方には、セラースケットを導入するのがおすすめですよ。